はじめに:手帳もアプリも挫折した人、ここにいます
新しい手帳を買うときって、
めちゃくちゃワクワクしませんか?
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今年こそはちゃんと続けるぞ
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きれいに予定を書き込んで、充実した1年にするぞ
…と意気込んで、
最初の数週間だけきれいに埋まっている、あの感じ。
私は毎年それをやっては、
3月あたりから白紙ページが増え始めるタイプです。
スマホのスケジュールアプリも同じで、
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最初だけ細かく色分け
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タグを作って、タスクを分類
→ 数週間後には、通知を全部スルー
みたいなことを何度も繰り返してきました。
そこでたどり着いたのが、
手帳かアプリか、どっちかに決めなくていいじゃん理論
です。
この記事では、
30代・会社員の私が実際にやっている
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手帳とスマホの“いいとこ取り”の使い分け
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挫折しないためのゆるいスケジュール管理のコツ
をまとめていきますね。
H2-1:手帳だけでもアプリだけでも続かなかった話
先に白状しておくと、私はかなりの三日坊主気質です。
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手帳だけで管理しようとすると、
→ 持ち歩くのを忘れて、だんだん書かなくなる -
スマホだけに頼ると、
→ 「あとで入力しよう」と思って結局しない
どっちか一方に全振りするやり方は、
どうしても続きませんでした。
そこである日、
「全部ちゃんとやろうとするから疲れるのでは?」
と思い始めて、
手帳:ざっくり俯瞰用
アプリ:リマインド&細かい時間管理用
と役割を分けることにしました。
これが思った以上に自分には合っていて、
ここ数年はこのスタイルで落ち着いています。
H2-2:手帳とスマホ、それぞれの“得意分野”を整理してみた
一度冷静に、
手帳とスマホアプリのメリット・デメリットを比べてみると、
使い分け方が見えやすくなります。
手帳の強み
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1ヶ月・1週間をパッと俯瞰できる
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書くことで、頭の中が整理されやすい
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“あとから見返す楽しさ”がある
スマホアプリの強み
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リマインド通知ができる
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予定の時間変更がカンタン
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仕事のカレンダーと連携しやすい
この2つを見て気づいたのは、
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「ざっくりの流れ」や「やりたいこと」は手帳向き
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「正確な時間」や「忘れたくない予定」はアプリ向き
ということでした。
H2-3:筆者のリアルなスケジュール管理のやり方
ここからは、
私が実際にやっているスケジュール管理の流れを、
1週間のイメージで書いてみますね。
H3:月単位・週単位・日単位での使い分け
【月のはじめ】
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手帳の月間ページに、大きな予定だけを書く
(例:出張、楽しみな予定、締め切り日 など)
【週のはじめ(日曜か月曜の夜)】
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手帳の週間ページを開く
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仕事のざっくり忙しそうな日、早く帰れそうな日をチェック
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平日のどこか1〜2日を「なるべく早く帰る日」としてマーク
【毎日】
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その日の朝、手帳の“今日のスペース”に
・やること3〜5個
・夜にやりたいこと1〜2個
をざっくり書く
一方でスマホには、
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会議や打ち合わせなど、時間が決まっている予定
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病院・美容院などの予約
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支払いの締め切り日
など、“忘れると困るやつ”を全部入れておきます。
H3:突発的な予定が入ったときの対応
急に予定が入ったときは、
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まずスマホのカレンダーに時間付きで予定を入れる
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週の手帳ページに「◯◯の打ち合わせ」とだけメモ
という流れで、
「正確な時間」と「ざっくり把握」を両方カバーしています。
手帳には細かい時間まで書かなくてOKにしているので、
続けるハードルがかなり下がりました。
H2-4:続けるための“ゆるいマイルール”
スケジュール管理を続ける一番のコツは、
「完璧主義を捨てる」ことだと思っています。
私が実践しているゆるルールはこんな感じ。
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手帳はきれいに書かなくていい
→ 字が崩れてても、シール貼らなくてもOK。予定がわかればそれで十分。 -
空白のページを気にしない
→ 1週間まるっと真っ白でも「そういう週もあるよね」で終わり。 -
スマホの通知は“本当に必要なものだけ”に絞る
→ 通知だらけになると、全部見なくなるので要注意。 -
「毎日絶対やる」は決めない
→ あくまで“できたらうれしい習慣”くらいにしておく。
スケジュール管理って、
「人生をきっちり管理するためのツール」というより、
“自分がちょっとラクになるための道具” くらいのスタンスが
ちょうどいいなと感じています。
H2-5:まずは1週間だけ試してみよう、のススメ
もし今、
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手帳もアプリも中途半端に挫折してきた
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もう一度やってみたい気持ちはあるけど、続くか不安
という状態なら、
まずは 1週間だけ、ゆるく試してみるのがおすすめです。
やることはシンプルでOK。
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手帳の1週間分のページを開く
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スマホのカレンダーアプリも準備
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「時間が決まっている予定」はスマホ
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「ざっくりやりたいこと」は手帳
このルールで、
1週間過ごしてみてください。
続けられたらラッキーだし、
途中で途切れても「自分にはどういうやり方が合わないのか」が
少し見えてくるはずです。
スケジュール管理は、
頑張った分だけ評価されるテストじゃありません。
自分が「ちょっと生きやすくなったな」と思えたら、それで100点。
この記事が、
手帳とスマホの“いいとこ取り”を始める
きっかけになったらうれしいです。