3Dテレビの普及率

3Dテレビというのは、最近人気になっていますが、実際の普及率というのはどうなっているのでしょう。
全世帯に3Dテレビは必要かと言うと、はっきり言って、それは必要ないと言えるでしょう。
ただ、3D映画の予想以上の大ヒットや、売上好調、手ごろな価格で購入できる、などを総合すると、3Dテレビの今後の普及率は高いと言えるかもしれません。
まだ、普及率がどうこういうより、3Dテレビは、ホームシアター製品や、巨大液晶テレビ、プレステ3のように、娯楽商品の1つとして存在するものに過ぎません。
特定の人が持っているというのが、3Dテレビの実態なので、普及率はまだまだという状況です。
今のところ、 米国の調査会社による予測では、3Dテレビの販売台数は420万台から1290万台へと増えると想定しています。

3Dテレビの放送は、スカパーなどの一部の有料放送で実施されていますが、まだまだ乏しい状態です。
ただ、3Dテレビは、ゲームを中心として、今後、普及率を伸ばすと予想されています。
そして、3D映画ソフトもタイトルが増えていて、レンタル化になっていくことでも、3Dテレビの普及率は伸びそうです。
そうなると、3Dテレビの価格がどんどん下がっていき、普通のテレビと価格が変わらなくなって、普及率に拍車がかかるでしょう。
リサーチジャパンの調査によれば3Dテレビの所有者の75%がその機能について不満があるようです。

3Dテレビの所有者の半数以上が、3Dコンテンツの視聴を週に1回以下と回答していて、色んな不満があるようです。
3Dコンテンツの少なさや3Dメガネへの不満が、3Dテレビの主な理由として挙げられています。
そして、3Dテレビの場合、正面で視聴する必要があるので、自由な姿勢で視聴できないという不満があります。
3Dテレビは、多人数での視聴に適さないということに強い不満を感じているユーザーが多いようです。