年金免除には色々な方策が取られていますが、母子家庭の場合でもそれに対応していて、生活面で役立てることができます。
そして、母子家庭だけでなく、年金免除はもちろん、父子家庭に対しても、その免除対象になります。
実際、法定年金免除で、生活保護を受けている人は、国民年金を全額免除されている人がほとんどです。
母子家庭で年金免除を受けて、国民年金を納めていないと人の大半は、お金がないからです。
年金免除は、母子家庭の人にとっては非常に有難い制度なのですが、年金を受け取るには、25年以上は最低、保険料納付する必要があります。
もちろん、保険料を納めた期間がもらえる年金に反映されるので、途中で年金免除を受けた人は、減額されることになります。
そのため、母子家庭で生活が苦しい人は、とりあえずは年金免除の申請をして、今の危機を乗り切るのが一番なのです。
基本的に、全額年金免除というのは、審査も厳しいのですが、半額や4分の3免除などもあるので、一度、申請をしてみると良いでしょう。
年金免除は、夫の収入が低い場合で、本人も子育てで働けない場合であっても、それは中々、承認されません。
また、年金免除を受けた場合、追納をしないと、将来もらえる保険料の額が低くなってしまいます。
いくら母子家庭であっても、法定ではなく申請による年金免除の場合、現実には通りにくいようです。
しかし、母子家庭で法定年金免除が通れば、生活保護が受けられ、医療費もいらなくなるので、かなり生活が楽になります。
母子家庭で年金免除が通れば、医療費は申請すればすぐに返ってくることになり、月に合計、1医療機関で1000円未満のみ自己負担になります。
長い間年金免除で母子家庭の人が未納にしていると、将来、年金を受けることができなくなるので、これも怖いことです。