一般的に恵方巻きと言う言葉は、大阪を中心として言われてきたもので、色んな呼び方があります。
丸かぶり寿司とか恵方寿司、また、恵方巻きは、招福巻とか幸運巻、あるいは開運巻き寿司などと呼ばれることがよくあります。
表現方法は恵方巻きには色々あり、その発祥はそもそも、大阪船場の花魁遊びが元になっているという説もあります。
江戸時代の終わり頃から大阪商人が商売繁盛を祈願して、そもそも、恵方巻きの習慣が始まったと言われています。
また、恵方巻きには丸かぶりという言葉が込められていて、商売繁盛家内安全の願いもあります。
商業的催事として、恵方巻きを利用した向きもあり、関係業界の販売促進活動に寄与したともいわれています。
恵方巻きは、商戦が活性化する中、つけられたネーミングで、最近ではこの名前が浸透しつつあります。
願い事を思い浮かべながら恵方巻きを丸かぶりするという風習が、昔からあったわけです。
ただ、恵方巻きという言葉がもとはやされるようになったきっかけは、関係業界の販売促進活動によるところが大きいです。
恵方巻きは、2000年代以降、特にその名が知られるようになり、形が類似している円柱状の食べ物も同時に人気となりました。
ロールケーキなどの各種商品も、恵方巻きと連動して、販売促進活動が積極的に行われました。
その後、恵方巻きの認知度はどんどん高まり、2002年にはその認知度は、53%まで高まります。
そして2006年の恵方巻きの認知度は、92.5%まで上がり、大きく一般にその中が浸透することになります。
実際に恵方巻きを食べたと回答した人は、2006年の時点で、半数を超えていますが、これは地方で格差があります。