なりすましメールへの返信

なりすましメールによる被害拡大の理由に、「返信」があります。
なりすましメールに返信をしてしまうこと、これは絶対にやってはいけないことですよね。
でも、なりすましメールに返信してはいけないと解っていても、誰しもその判断がつくわけではありません。
つい、なりすましメールと気づかない人が返信をしてしまうケースもあり、これが事態を深刻にしてしまう可能性も。
では、なぜなりすましメールに返信することが危険なのでしょうか。
なりすましメールに返信をしてしまうと、相手に自分のメールアドレスを伝えてしまうことになります。
なりすましメールは、相手を選ばずに発信するもの。
つまり、なりすましメールを返信してしまうと、相手に「自分は実在しているよ」と教えることになるということ。

なりすましメールを受信したら、とにかく早めに削除すること。
万が一にも間違ってなりすましメールに返信してしまうことがない様、発見したらできるだけ早くに削除しましょう。
パソコンや携帯電話で、なりすましメールを自動的に削除する機能を使うことも大事。
この様な機能を使用することで、なりすましメールを自動的にシャットダウンすることができる可能性が高まるからです。
この為、特に携帯電話を販売する企業では、なりすましメールをシャットダウンするための方法を公開。
携帯電話でのなりすましメール被害は増加しており、企業にも多くの問い合わせがいっているはず。
こうした工夫により、なりすましメールは確実に減らすことが可能です。

なりすましメールは、まだまだその存在を知らない人も多いとか。
ある程度、パソコンや携帯電話に詳しい人なら、見ればそれがなりすましメールかどうか判断することができます。
だけど、なりすましメールに関して詳しくない人にそれを求めても難しいでしょう。
なりすましメールの存在をしっかりと広め、誰もが対策をとることができる様な社会作りが必要です。