3Dテレビの実態調査では、購入者の約75%が不満を感じているようで、まだまだ普及には時間がかかりそうです。
実際、3Dテレビ元年は、一気に盛り上がった感じがあったのですが、その後、購入者からはさまざまな不満が持ち上がってきたのです、
3Dテレビの普及を考えるなら、そうした不満点を解消していくことが、急務と言えそうです。
当初は、家電業界を席巻した3Dテレビですが、今では、購入者もかなり少ないようです。
大手家電メーカーがこぞって発売した3Dテレビは、かつては、テレビ番組や映画、ゲームなどのコンテンツも対応していて、人気がありました。
また、エコポイントの後押しもあって、3Dテレビは、一大旋風が巻き起こしたのです。
3Dテレビの画像が不人気なのは、とにかく制約がありすぎることで、専用メガネを装着した上、真正面近くで見る必要があることがその原因のようです。
2Dのように寝転がって見たり、台所とソファを行き来したりしながら楽しむことが、3Dテレビの画像では無理なのです。
アンケートを見ても、3Dテレビの購入者の視聴頻度は極めて少なく、週1回以下が過半数を超えているという悲しい現実があります。
具体的な3Dテレビの画像の不満は、一つは視聴用メガネについての不満が大きいのです。
メガネが重く、ずっとメガネをかけていなければならないのがわずらわしいという意見が、3Dテレビの感想の中では圧倒的です。
そして、家族みんなで3Dテレビの画像を見たいのに、付属のメガネの本数が少ないというのも不満の理由です。
また、追加で購入できる3Dテレビのメガネの価格が高すぎるといった声も多くあります。
3Dテレビの画像を見るには、変なメガネが必要で、また、それには電池が必要なので、面倒です。
家庭で見るテレビは、ニュースやドラマ、バラエティ、芸能番組、情報番組など多彩なので、こうしたものには、3Dテレビの画像は対応しにくいのです。