終活というのは誤植でもなんでもなく、言葉通りの意味を取ります。
終わるための活動、終わりに向けた活動とすれば分かりやすいでしょうか。
特別な信仰を持っていなくとも死ぬ前に身辺整理をしておきたいと考えるのは珍しい話ではなく、その指標となるのが終活です。
最もメジャーな部分について触れると、葬式の段取りが挙げられるでしょう。
ただし、あくまでも終活の範疇での話なので生前葬とはまた分野が違ってきます。
それでも全くの無関係という事もないので、終活の一部に生前葬を加えている方がいても不思議はありません。
むしろ近年では、終活の波に乗って生前葬が注目されつつあるほどです。
終活を考慮する年代となると高齢である事が一般的になるため、子供の世代に無理な負担を掛けたくないという思いもありそうです。
終活に関連する大きな感心事と言えば、やはり遺産相続ではないでしょうか。
遺産問題で関係悪化、そのまま絶縁という事もあるだけに旅立つ側としては終活で円満な解決方法を示しておきたいものです。
遺言書を作るほどの遺産なんて遺せないから、と侮っていませんか。
額の大小は遺産相続における問題点にはならず、どう分配されるかが終活を話る上での問題です。
土地などの不動産は換金が用意ではなく、その時どうやって分けるかを終活で決めておくのです。
終活は、自分のためにというより遺される家族や親戚のために行う部分が大きいです。
墓選びにしても葬式のプランニングにしても、結局のところ幾らかかるかを終活によって事前に把握します。
終活は死亡時のみ役に立つ訳ではなく、何らかの病気や怪我によって意思疎通が困難となった際にも役立ちます。
終活に関する話は幾つもあるので、まずはブログやサイトから情報収集してみると良いでしょう。