ランドクルーザーとは「ランクル」の愛称で親しまれているトヨタの人気車種である。
トヨタはランドクルーザー誕生以前の戦前から四輪駆動車を作っていて、その経験を生かし戦後、「トヨタ・ジープ型」として開発を進めていた。
しかし、「ジープ」はアメリカのウイリス・オーバーランド社の登録商標だった為、1954 年に改名した。
ここにランドクルーザーの誕生となるのだが、ちなみに国内で社名に「ジープ」を使えるのはウイリス社とライセンス生産の契約している三菱だけだ。
ランドクルーザーの歴史は、そのまま日本の4WDの歴史と言ってもいいだろう。
ランドクルーザーが長く愛されている理由の一つに、「時代に左右されない」ということが挙げられる。
三菱の「パジェロ」にしてもそうだが、目的や用途が明確な車はスタイルにも表れる。
長い期間に、メーカーが培ってきた技術が年々積み重なり、今のランドクルーザーのスタイルになっているが、目的や用途が明確な車だから激変はしない。
「ランドクルーザーは不変である」という信頼感、安心感がランクルのファンにはある。
トヨタのブランドイメージにも一役買っているだろう。
先に述べた信頼感や安心感は、そのままトヨタのブランドイメージにも当てはまり、「トヨタのランドクルーザーなら間違いないだろう」という考えにつながる。
ランドクルーザーには歴代の、60、70、80、100シリーズに加えて「プラド」、「シグナス」などのグレード展開があり、加えて「ショート」「ロング」などの規格展開がある。オーナーにとってはパーツ選びは楽しい反面、自分のランドクルーザーに合ったパーツを探すのは大変かもしれない。
ランドクルーザーの専門誌なども出ているだろうが、ネットでのオーナーズクラブを探したり、情報サイト、ブログなどで最新のパーツ情報を検索してみるといいかもしれない。
他のランドクルーザーのオーナーの口コミ情報なども掲載されているし、疑問についても質問サイトで聞いてみるといいだろう。