仕事終わりのキッチン、正直けっこうしんどくない?
平日の夜、帰ってきてからのキッチンって、
なぜあんなにハードル高く感じるんでしょうね…。
とりあえずシンクにたまった食器を片付けて
そこからごはん作るか、買ってくるか悩んで
作ったら作ったで、また片付けが待っている
「料理は嫌いじゃないけど、元気なときしかやる気出ない!」
っていう日が、私はかなり多いです。
30代・会社員をしながら一人暮らしをしていると、
仕事も家事も「全部自分」が当たり前。
だからこそ、「自分をサポートしてくれる道具」に
もっと頼っていいんじゃないかな、と感じるようになりました。
そこで少しずつ買い足してきたのが、
“料理上手にならなくても、家事がちょっとラクになるキッチングッズ”。
この記事では、実際に使ってみて
「これは買ってよかった!」と感じたものを7つと、
逆にイマイチだった失敗アイテムから学んだことも
合わせて紹介していきますね。
「キッチンに立つのがちょっと憂うつ…」な日を減らしたい
仕事で疲れているときって、
料理のハードルが一気に上がりませんか?
私は以前、
「自炊=ちゃんとした料理を作らなきゃ」
って思い込んでいて、
・凝ったレシピを調べる
・材料を揃える
・キッチンは大惨事
みたいなことを何回もやらかしました。
結果、
「こんなに疲れるなら、もう外食でいいじゃん…」となって、
自炊が続かないループに。
そこで発想を変えて、
料理の腕を上げる前に、キッチンの“仕組み”を整えよう
と思うようになりました。
洗い物が減ったり、
切る回数が減ったり、
とにかく「めんどくさい」を少しでも減らしてくれるアイテムは、
疲れた平日の自分をかなり助けてくれます。
キッチン便利グッズを選ぶときの基本ルール
便利そうなキッチングッズって、
ホームセンターやネットで見るとつい欲しくなりますよね。
でも、勢いで買うと
「結局使わない」「収納場所に困る」
というオチになりがち…。
私がいろいろ失敗してたどり着いた
“キッチン便利グッズ選びのマイルール”は、この3つです。
収納場所がイメージできるものだけ買う
洗うのが面倒くさくない形かどうか
週1以上のペースで使うイメージがわくか
この3つをクリアしたものだけを、
「お迎えしてもOK」と決めています。
実際に買ってよかったキッチングッズ7選
ここからは、私がリアルに使っていて
「これはもう手放せない…!」というアイテムを紹介します。
※商品名というより、アイテムの種類で紹介しますね。
1)電子レンジ対応のシリコンスチーマー
野菜をゆでるのって、地味にめんどくさくないですか?
鍋を出して、水入れて、火を見て…っていう。
シリコンスチーマーを使い始めてからは、
切った野菜を入れてレンジに入れるだけで、
温野菜
スープ用の具
パスタソースの材料
が一気に準備できるようになりました。
洗い物も少なくて済むし、
もう「鍋で野菜を茹でる」ことがほぼなくなりました。
2)まな板シート(使い捨てタイプ)
生肉や魚を切ったあとのまな板洗い、
あれもまあまあテンション下がる作業ですよね。
私は、
普段使いのまな板+使い捨てのまな板シートを組み合わせて使っています。
生肉・生魚を切るときはシートの上で
使い終わったらシートだけポイ
まな板本体にニオイや汚れがつきにくくなるので、
「ちゃんと洗えてるかな…」と不安になることも減りました。
3)自立するキッチンポリ袋&スタンド
料理中に出る生ごみを、
そのままシンクに置いておくと見た目も気になるし、
あとで片付けるのも地味にストレス。
そこで導入したのが、
・自立するタイプのポリ袋
・それを立てておける小さなスタンド
これをシンク横に置いておけば、
野菜の皮
卵の殻
細かいごみ
をサッと捨てていけるので、
調理スペースが散らかりにくくなりました。
4)計量スプーン一体型の調味料ボトル
「大さじ1」「小さじ1/2」とか、
計量スプーンで毎回測るの、
最初は楽しいんですがだんだんめんどくさくなりません…?
最近は、
ワンプッシュで「小さじ1」が出てくる醤油ボトルや、
スプーン付きの砂糖ボトルなど、
“計量のひと手間”を減らしてくれるアイテムもたくさんあります。
私は特に、
よく使う調味料(醤油・みりん・料理酒)は、
軽量しやすいボトルに入れ替えてから、
料理のハードルが少し下がりました。
5)フライパン用クッキングシート
肉や魚を焼いたあとのフライパン洗いって、
油でぬるぬるだし、焦げ付きもあるし、
かなり気合いがいりますよね。
クッキングシートをフライパンに敷いてから焼くと、
食材がくっつきにくい
焼いたあとの片付けがラク
というメリットだらけ。
「今日は片付けまでちゃんとやる元気ないな…」
という日の、頼れる味方です。
6)仕切り付き保存容器
作り置きや、ちょっとしたおかずを保存するとき、
細かい容器がバラバラに増えると冷蔵庫がごちゃつきがち。
仕切り付きの保存容器を使うと、
おかずを1つの容器で分けて保存できる
そのままお弁当箱代わりにもできる
ので、かなりスッキリします。
私は、
・メインおかず
・副菜1〜2品
をまとめて保存しておいて、
翌日の晩ごはんを「温めるだけセット」にしておくことが多いです。
7)薄手の大きめキッチンクロス
最後はちょっと地味ですが、
薄手で大きめのキッチンクロス。
洗った食器を一気に広げて乾かせる
ちょっとしたこぼれ水をすぐ拭ける
乾きが早い
これがあるだけで、
「台ふき」と「水切りマット」の役割を
1枚でこなしてくれる感じになります。
厚手のふきんよりも乾きが早いので、
生乾きのニオイ問題も起きにくくて快適です。
正直イマイチだったグッズと、その理由
逆に、「これはあんまり使わなかったな…」というグッズもあります。
1つの用途にしか使えない専用ツール
(例:◯◯専用カッター、◯◯専用ピーラーなど)
洗うパーツが多すぎる調理器具
サイズが大きくて、出し入れが面倒なもの
どれも最初は便利そうに見えたんですが、
「毎日使うにはちょっと面倒」になり、
だんだん棚の奥に追いやられていきました…。
ここから学んだのは、
「便利そう」より「めんどくさくない」が大事
ってこと。
洗うのが簡単
収納が簡単
取り出すのが簡単
この3つが揃ってないと、
どんなにすごい機能があっても、
結局“宝の持ち腐れ”になりがちだなと実感しました。
まず1つだけ導入するならどれ?の提案
「便利グッズって気になるけど、
一気にそろえるのはちょっと…」という人も多いと思います。
そんな場合は、
まず1つだけ試すなら シリコンスチーマー か クッキングシート を
全力でおすすめします。
どちらも、
調理の工程をシンプルにしてくれる
洗い物を減らしてくれる
なんだかんだ使用頻度が高い
という意味で、
“元が取りやすい”アイテムだからです。
便利グッズは、
「買ったら人生変わる!」みたいな劇的なものじゃなくて、
毎日の「ちょっとラク」「ちょっと時短」を
じわじわ積み重ねてくれる存在。
もし最近、
キッチンに立つのがちょっと憂うつだな…と感じていたら、
自分の苦手ポイントを一つ思い浮かべてみてください。
洗い物が多い → 洗い物を減らせるグッズ
切る作業が面倒 → 下ごしらえをラクにするグッズ
片付けが苦痛 → 収納をスッキリさせるグッズ
そこを助けてくれるアイテムを、
まず1つだけ迎え入れてみる。
それだけでも、
「前よりちょっとマシになったかも」と
思える日が増えていくはずです。