ひとりでカフェに行くって、ハードル高い?
「カフェ行きたいな〜」と思ったとき、
つい「誰か誘おうかな?」って考えちゃいませんか?
もちろん友だちとおしゃべりするカフェ時間も楽しいんですが、
予定を合わせたり、話題を気にしたり、
ちょっと“社交モード”になるので、それはそれでエネルギーを使います。
30代・都内在住の会社員の私は、
平日は人と関わる時間が多いので、
週末は「誰にも気をつかわず、自分だけの時間をゆっくり味わいたい」
という欲が強め。
そこでハマったのが、
“ひとりカフェ時間” です。
最初はちょっとドキドキしたんですが、
慣れてくるともう、
「むしろひとりのほうが好きかもしれない…」と思うくらい。
この記事では、
そんなカフェ好きOLの私がやっている、
ひとりカフェの楽しみ方
居心地のいいお店の選び方
ひとりカフェが不安な人への小さなヒント
を、ゆるっとシェアしていきますね。
ひとりカフェって実はめちゃくちゃ贅沢な時間
ひとりカフェの何がいいって、
「何も気にしなくていい時間」 が手に入ること。
話題を考えなくていい
相手の時間を気にしなくていい
無言になっても気まずくない
これって、思っている以上に贅沢じゃないですか?
私がよくやるのは、
土曜日の午前〜昼にかけて、
「今日はひとりカフェデーにしよう」と決めること。
お気に入りのカフェに行って、
本を読んだり
手帳を書いたり
ぼーっと外を眺めたり
ただそれだけなんですが、
帰るころには頭の中が少しスッキリして、
「また来週もがんばるか〜」という気持ちになれます。
誰かと会う予定もいいけれど、
誰にも気をつかわない“オフモードの時間”を
意識的に作るのも、すごく大事だなと感じています。
居心地のいいカフェの選び方
とはいえ、ひとりで入るお店って、
最初はかなりハードル高いですよね。
「お店の雰囲気が合わなかったらどうしよう…」
「ひとりで浮いちゃわないかな…」
そんな不安を少しでも減らすために、
私がひとりカフェ用にお店を選ぶときに意識しているポイントを書いてみます。
最初の“ひとりカフェ”に向いているお店の特徴
ひとりカフェ初心者さんには、
こんなお店がおすすめです。
チェーン系カフェ(スタバ、ドトールなど)
駅ビルや商業施設の中にあるカフェ
カウンター席や2人掛けの席が多め
まずチェーン系は、
「ひとりで来ている人」がかなり多いので、
自分もすぐ馴染めます。
あと、カウンター席があるお店は、
そもそも“ひとり客前提”で設計されていることが多いので、
入りやすさは抜群です。
最初からオシャレなこじんまりカフェを攻めるより、
「ひとり客が多いお店」から慣れていくのがおすすめ。
逆にゆっくりしづらいお店のパターン
逆に、ひとりで入るとちょっと落ち着かないかも…というのは、
ランチタイムのファミレス系(家族連れが多い)
予約で満席になりがちな人気ランチ店
大きなテーブル席しかないお店
など。
もちろん入っちゃダメではないんですが、
「長居しづらいな〜」「ちょっと浮いてる気がする…」と
感じやすいので、最初のひとりカフェにはあまり向かないかもしれません。
ひとりカフェで何をする?おすすめの過ごし方
「ひとりでカフェに行って、何したらいいの?」
って思う人、意外と多い気がします。
正直、何してもいいんですが、
私がよくやっている過ごし方をいくつか紹介しますね。
1)本を読む
定番だけど、やっぱりおすすめ。
家で本を読もうとしても、
ついスマホをいじってしまったり、
別のことが気になって集中できなかったりしませんか?
カフェだと、
目の前に本とドリンクだけ
ほどよいざわざわ感が心地いい
ので、家より読み進みやすかったりします。
私は「途中まで読んで放置してた本」を持っていって、
1章だけ進める、みたいな使い方をよくしています。
2)手帳タイム・頭の整理をする
ひとりカフェは、
「自分会議」をするのにもぴったりです。
手帳やノートを持っていって、
1週間の予定を整理
やりたいことを書き出す
気になっていることをつらつら書いてみる
みたいなことをすると、
頭の中のごちゃごちゃが、ふっと軽くなったりします。
私の場合、
「来週のToDoを書き出して、
終わったらスイーツ食べて帰る」
というのを、よくやるルーティンにしています。
3)ただぼーっとする・外を眺める
何かしなきゃ…と思いがちですが、
実は「ぼーっとするだけ」も立派な過ごし方。
窓際の席に座って、
行き交う人を眺めたり、
音楽をなんとなく聞きながら頭を空っぽにしたり。
家だと、どうしても
「片付けなきゃ」「洗濯しなきゃ」が
頭をよぎってしまうので、
あえて“何もできない場所”でぼーっとするの、けっこうおすすめです。
ひとりカフェが不安な人へのちょっとしたヒント
とはいえ、最初の一歩はやっぱりドキドキすると思います。
そんな人向けに、「これ知っておくとちょっと楽かも」ということを。
◆ 周りは想像以上に人のことを見てない
これ、ひとりカフェに限らずなんですが、
自分が思っているほど、周りの人って他人に興味ないです。
私も最初は、
「ひとりで来てるって思われるかな…」とか
変に気にしてたんですが、
いざやってみると、
みんなそれぞれ自分のスマホや会話に夢中で、
私のことなんてほぼ見ていませんでした。
「ひとりで来てる人、けっこう多いな〜」
くらいの感覚になるはず。
◆ 最初は“短時間だけ”にしてみる
いきなり2〜3時間いるぞ!と構えると、
余計緊張してしまいます。
最初は、
コーヒー1杯分の30分だけ
休憩がてらサクッと寄る
くらいの軽い気持ちで試してみると、
「あれ、意外と平気かも」と感じやすいです。
◆ “いつものチェーン店”から始める
先ほども少し書きましたが、
よく見かけるチェーン系カフェは、
ひとり客が本当に多いので、
「仲間がたくさんいる」安心感があります。
いつもテイクアウトしているお店で、
あえて店内に座ってみる、くらいのノリで始めてみるのがおすすめです。
週末カフェ時間を“自分だけの習慣”にするコツ
ひとりカフェの良さは、
1回きりの特別なイベントというより、
「自分のための小さな習慣」にできるところだと思っています。
私が実践しているのは、
毎週じゃなくても「月に1〜2回はひとりカフェデー」と決める
行く時間帯をなんとなく固定する(例:土曜の午前中)
カフェ専用の“やりたいことリスト”をつくる
この3つ。
「週末は必ずどこか行かなきゃ!」
と義務にしてしまうとしんどくなるので、
あくまで“自分へのプレゼント”くらいの感覚で続けるのがポイントです。
ひとりカフェって、
誰かに写真を見せたり、SNSで自慢するような派手なイベントではないけれど、
自分だけがちゃんと知っている、
静かで贅沢な時間。
もし、最近なんとなく疲れが取れないな〜とか、
頭の中がずっとざわざわしているな〜と感じていたら、
週末のどこか1〜2時間だけ、
「ひとりでカフェに行って、自分とだけ付き合う時間」を
ぜひ作ってみてください。
その帰り道、
少しだけ心が軽くなっているはずです。