大河『べらぼう』最終回(第48話)が放送され、SNSでも「泣いた」「笑った」「粋すぎる」と大きな話題に。
この記事では“見逃し勢”でも追いやすいように、まずはネタバレ少なめの反応整理、後半でネタバレありの名シーン振り返りをまとめます。配信視聴の方はご注意ください。
結論|最終回は「泣いて笑った」が多数
1年間、ご覧いただきかたじけ茄子🍆
最終回「蔦重栄華乃夢噺」、ご感想、お待ちしています🦊最終回はNHK ONEで配信中👇https://t.co/UOTtccMEPK#大河べらぼう#横浜流星 pic.twitter.com/3Ga2qT1XBf
— 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日曜夜8時 (@berabou_nhk) December 14, 2025
最終回のSNS反応をざっくり言うと、感情の振れ幅が大きい回でした。特に目立ったのは次の3つです。
- 涙ポイント:主人公・蔦重の“最期”に向けた描き方が丁寧で、「じわじわ泣ける」「胸が熱い」という声が多め。
- 驚きポイント:冒頭から“衝撃の展開”があり、テンションを一気に持っていかれた人も。
- 笑いポイント:黄表紙っぽいユーモアが最後まで貫かれ、「泣いたのに笑った」「この作品らしい!」が刺さった印象。
ネタバレなしで見どころ整理|名演出が刺さった理由
最終回で評価されやすかったのは、派手な出来事よりも「作品らしさの着地」が気持ちよかった点です。
1つ目は、人情の積み重ねがラストで効いてくること。途中回のモチーフが最終回で回収され、「あの頃の空気に戻った感じがする」と感じた人も多そうです。
2つ目は、“重いのに重すぎない”温度感。しんみりだけで終わらず笑える演出が差し込まれていたので、後味が明るめに残ります。
3つ目は、キャスト陣の熱量とチーム感。長期撮影で育った結束が、最終回の説得力に繋がっていたという受け止めが目立ちました。
私が一番心に刺さったのは、「何もない若者が、言葉とアイデアだけを武器に巨大な権威へ挑んでいく下克上のエネルギー」です。
単なる成功物語ではなく、時代の閉塞感を「面白さ」で塗り替えようとする蔦重の情熱が画面越しに伝わり、現代を生きる私たちにも「自分の感性を信じて動く勇気」を思い出させてくれるところに、理屈抜きで熱くなりました。
【ネタバレあり】SNSで特に沸いた名シーン振り返り
ここから先は最終回の具体的な内容に触れます。未視聴の方は、視聴後に戻るのがおすすめです(配信期間は各サービスでご確認ください)。
冒頭の「えっ!?」から一気に空気が変わる
最終回冒頭は、逃亡した人物の“退場”が描かれ、SNSでも驚きが一気に拡散。最初の数分で心を掴まれた人が多かったようです。
「午の刻」「拍子木」…黄表紙らしいユーモア
九郎助稲荷が現れて“時刻”や“合図”を告げるくだりは、しんみりしすぎない絶妙な軽やかさが話題に。泣きながらも「思わず笑った」という声が出やすい演出でした。
ラストの「へ!」コールと、忘れられない一言
締めくくりでは、仲間たちが「へ!」「へ!」と呼び起こそうとする展開が描かれ、「粋だった」「泣いた」と大反響。さらに“拍子木”に絡む一言も刺さった人が多く、まさに『べらぼう』らしいラストとして語られています。
『べらぼう』で私が最も震えた推し名シーンは、「蔦重が寛政の改革による弾圧を受けながらも、あえて白装束で沙汰を待ち、武士の面面を皮肉たっぷりに見据えるシーン」です。
理由: 権力に屈して「ただ謝る」のではなく、命がけの「命を賭した最高のパフォーマンス(皮肉)」としてお上に抗議する姿に、江戸の版元の意地と狂気を感じて鳥肌が立ったからです。
まとめ
『べらぼう』最終回は、涙だけでも驚きだけでもなく、笑いと人情まで含めた「作品らしい着地」が支持された回でした。
未視聴の方はまずネタバレなしの反応を押さえてから、配信でラストを体験すると温度差なく楽しめそうです。あなたは最終回、どの場面で心が動きましたか?

