山里亮太さんが、フィリピンの公立小学校に“給食センター&食堂”を開設したとして話題です。その名も「赤メガネ食堂」。SNSでは「素敵すぎる!」の声がある一方で、賛否もチラホラ。
この記事では、取り組み内容・始まった経緯・反響を、公式発表&報道ベースでサクッと整理します。まずは事実を共有し、読者のみなさんと建設的に考えを交わす場にしていきましょう。
山里亮太の「赤メガネ食堂」って何をするの?
結論からいうと、「赤メガネ食堂」はフィリピン・マニラ首都圏の公立小学校で、栄養面の支援が必要な子どもたちに給食を無償提供するプロジェクトです。給食センター(調理室)で作った食事を、授業のある月〜金に提供する形で運営されています。
場所は、マニラ北西部のナボタス市(Navotas)にある Tanza Elementary School(タンザ小学校)。全校児童の健康診断で低栄養の子が多い状況が確認され、まずは状態が深刻な児童100名から支援をスタート。寄付やスポンサーが増えれば、支援人数を段階的に広げていく予定です。
運営にはNPO法人アクションが関わり、企業協力による募金箱や二次元コード付きパッケージなどで寄付を集め、その寄付金が給食センターの運営費に充てられる流れです。いわば「仕組みで支える優しさ」が組み込まれています。
- 対象:栄養支援が必要な子どもたち(まずは約100名)
- 提供:授業がある平日(⽉〜金)に無償給食
- 場所:マニラ首都圏ナボタス市・タンザ小学校
- 体制:NPO法人アクションと企業協力による寄付で運営
最近話題の『赤メガネ食堂』は一言でいうと、学校の中にある『お腹と心の保健室』なんですよね。給食もお弁当もない生徒たちが、安心してご飯を食べられる……そんな温かい場所を提供しようとしているなんて、素晴らしいです!
AERAに赤メガネ食堂の活動に関する山里さんのインタビューが掲載されました❗️2年前の山里さんの「僕に何か出来ることはありますか?」からはじまりました。これからも出来る事を皆さんと発見💡していきたいと思います。@YAMA414 @kuyajimmy @NPO_ACTION #赤メガネ食堂https://t.co/aT0PNL7DjC
— 赤メガネ食堂 (@akamegane_kit) December 15, 2025
なぜフィリピンで?山里亮太が支援に動いた“きっかけ”
山里さんは自身の発信や報道で、フィリピンでNPO法人アクション代表・横田さんと出会ったことが大きな転機になったと語っています。「いろいろやっていこう!」となった中の大切な一つが、今回の給食センター開設だった、という流れです。
さらに印象的なのが「給食への思い出」。子どもの頃、給食(とくにカレーの日!)が好きすぎて、おかわりできずに泣き崩れた——という、胸がギュッとなるのにクスッともするエピソード。
こうした原体験が、いま多くの子どもに温かい一皿を届ける行動へとつながっているのかもしれません。私たちもその思いに寄り添い、未来の選択肢を増やす支援を考えていきたいですね。
ロゴは「赤いメガネ」がモチーフ。お笑いタレントのネゴシックスさんが制作してプレゼントしたとされ、名前もビジュアルも“山里印”が効いていて、ひと目で記憶に残ります。
反響は?「すごい!」と「それでも言われる」賛否の温度感
反響は大きく、報道でも給食センター開設が取り上げられ、情報番組での特集も予定されるなど注目度は高めです。期待が集まる一方で、私たちは「誰かを責める議論」ではなく、継続可能な支援を広げる視点で話し合えるといいですよね。
社会貢献に“正解の形”はありません。実際に「売名」「偽善」といった声が上がることもありますが、それでも歩みを止めず、子どもたちの変化に喜びを感じて活動が続く——そんな事例があるのも事実です。
だからこそ私たち受け手も、賛成/反対の二元論ではなく、まず事実として何が行われているかを見つめ、仕組みや資金の流れを理解したうえで、自分の意見を育てていきましょう。
芸能人がこうして影響力を使って社会貢献することについて、皆さんはどう感じますか?『素晴らしい!』と思った方、逆に『売名では?』と感じた方、ぜひ率直な意見をコメントで教えてください。
まとめ
「赤メガネ食堂」は、フィリピンの公立小学校で低栄養の子どもたちに無償の給食を届ける取り組み。NPO法人アクションや企業協力による寄付で運営され、まずは約100名から支援を始め、拡大をめざします。
話題が大きいぶん賛否はつきものですが、私たちはまず公式に示された事実を確認し、疲弊しない仕組みづくりに目を向けたいところ。小さな一歩でも積み重ねれば、明日の給食が待ち遠しい子どもが増えていくはずです。
